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| ■時価ベースの自己資本比率 | ||||||||||||||||||||||
割安銘柄を買うことが、投資の成功のコツですが、最も重要なのはPERです。 割安の尺度でもう一つ参考にしたいのが「時価ベースの自己資本比率」です。 銘柄の決算短信、経営成績及び財政状態を参考にするとよいでしょう。 その中に、キャッシュ・フロー指標のトレンドが記載されています。
式の意味を考えてみますとつぎのようになります。 株式時価総額:市場が評価した企業価値 総資産:会計学上の企業価値 つまり、経済学的価値である総資産と、市場評価の株式時価総額を比較することによって、割安の尺度を評価してみようという考え方です。 単純な考え方ですが、つぎのような価値判断となります。
(一般に株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数により算出) これは、個別銘柄の割安の程度を評価する場合ですが、同業他社も同様に比較することによって、割安銘柄を見つけ出すことも可能です。 2003年、不良債権を抱え込んでいた都市銀行には、株価収益率PERという尺度は使い物になりませんでした。 潰れるという巷の噂でしたが、明らかに株式時価総額<総資産ですから、割安と判断しました。 赤字企業は、株式時価総額<総資産になりますから、銘柄の実力を見極めつつ、回復すると期待できるなら割安と判断し買いを入れることになります。 住友金属工業をみてみましょう。 時価総額 20,088億円(2005/10/31のデータ) 総資産 20,005億円(連結 中間2005/9のデータ) 株主資本比率 29.0% |
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株式時価総額と総資産がほぼ等しく、割安感はなくなったといえます。 連結PER (倍):11.8 単独PER (倍):20.6 単独PBR (倍):4.58 単独株価収益率PERも20倍となり、決して割安ではないといえます。 また、株価純資産比率PBRも4.58と高く、割高になっています。 財務上の自己資本比率(株主資本比率)は約30%ですから、時価ベース自己資本比率は割高過ぎるという判断になります。 この様に、PERと共に時価ベース自己資本比率も銘柄分析に用いることによって、割安・割高を判断するとよいでしょう。 |
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