|
|
|||||||||||||||
|
|||||||||||||||
| ■グレアムは財務を、バフェットは経営者をみた | |||||||||||||||
割安な銘柄買って、利幅がのったら売るのが一般的でしょう。 銘柄選定の条件は各自まちまちでしょう。そして、利益確定もまちまちでしょう。 次の二つの書物はある面、独自の銘柄判別手法をとっているのかもしれない。 買ったら、売ることがない不思議な投資方法ともいえます。 |
|||||||||||||||
|
|||||||||||||||
当Webサイト管理人は、チグハグな投資を行ったりしますが、原理原則は上記2冊を参照しています。 グレアムは、正味流動資産株や安全余裕率を定義し、割安性を科学的に研究したことに功績があるのでしょう。 その愛弟子のバフェットは、グレアムの技術をもとに、さらに高い次元の領域に進歩させた後継者でしょう。 私見ですが、バフェットはある種、松下幸之助に似た一面を持っていような気がします。すなわち、松下幸之助は”商人道を哲学まで高めた”ということです。 有名な水道哲学があります。すなわち「水道の水のように生活物質を豊富に安価に提供し、世の中から貧困をなくすことこそ、産業人に与えられた使命」と商売の次元を超越した人間道を追及していたことがうかがわれます。単なる金持ちになるための商売ではなく、商道を通して国家・国民に貢献したい願望をみることができます。 バフェットの場合は、株の単なる売り買いだけではなく、”真の価値”を追求したのでしょう。本当に価値あるものは現在の株価ではなく、企業を経営している社長の値打ち、すなわち、知識、見識(判断力)、胆識(実行力)という価値の有無に投資しているのでしょう。 いわゆる、東洋哲学の人物学、人間学的アプローチで経営者を判別していると思います。 福沢桃助の言葉を思い出します。 「事業を志す以上、金儲けの下手な人間は事業家として資格がない。まず、金を残したものはえらい。だが、もうひとつ上の事業家がいる。それは事業を残した人間だ。個人としての資産、金は大して残さなくとも、事業さえ残しておけばその方が人物としては大きい。 だが、さらに大きな事業家は、人物を残した人だ。」 バフェットの「無干渉経営方式」は、まさに人物主義の表れです。任せたら一言も口を出しません。人物評価は、単なる株価の値上がりではなく、社会に貢献し国家・国民の生活に必要不可欠な企業と成り得るたる経営者であるかどうかです。 評価は後からついて来るものだと割り切っているところに、バフェットの凄みを感じます。 人物査定にはよほど自信があったのでしょう。人物さえ見誤らなければ、金儲けという次元を超越して、社会貢献ができると判断したのだと思います。 世界の経営学修士号をもった経営者が、バフェットに成り得ない理由は、簡単です。 財務諸表だの、マーケティング戦略論だのという前に、経営者が人間として、健全な価値観、人類愛、人間愛さらに専門的な知識、見識、胆職を有しているかという数値で評価できない、人間しか判断でない人間性という哲学を持ち合わせていないからです。 いずれにしても、歴史的にもまれに見る人間通・バフェットであるということです。 |
|||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||
|
|||||||||||||||
| 2004年8月11日 | |||||||||||||||