基本的銘柄選択方法は次の条件でおこなう。
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■投資金額を決める
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自分の経済状況により決める。あるいはマークしていた銘柄が買える程度の資金を準備する。ただし、余裕資金で少なくとも初回投資は全額の30%以下にする。
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■銘柄、セクターを決める
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まず、自分が知っている業界、セクター内の銘柄が第一候補になる。
それでも、よい銘柄がなければ、街中で見ることができる商業、銀行あるいは家庭の中の商品などを扱っている銘柄を選択すると良い。あるいは日頃から注目している銘柄がよい。重要なことは、株式格言
『知っているものだけ買え』
である。決して気に入らない銘柄に手を出してはいけない。
初心者投資家にぜひお薦め銘柄は電力株である。この銘柄で取引のタイミングというものを会得してほしいものである。
自分が知っている銘柄やセクターで、適切銘柄が見当たらない場合には無理して買うことはない。
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@年初来安値銘柄をマークする
A3ヶ月、6ヶ月間・下落率ランキング銘柄をチャックする
B来期含め三期連続・税引き利益が増加していること
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上記条件銘柄群の中で売買銘柄をしぼる。
@主婦がスーパーマーケットで安くてよいものを選ぶ
A上司が将来有望な部下を選ぶ
という心境で銘柄名簿をつくるとよいかもしれない。。
上記条件は矛盾している。安値更新は下落の証拠。しかし一年に一度は必ず存在する。短期的には下落トレンド。テクニカル的には小波が下落サイクルに入ったということだ。
Bの3年連続税引き利益が増加している銘柄は、長期的には増収増益または、業績回復銘柄ということになる。大局的上昇トレンドを形成している根拠となるデータだ。
さらに財務諸表を調べる。
余裕があればPCFR=株価/1株当たり営業キャッシュフローなどを調べる。
一般的な指標をまとめる。
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| PER=株価/1株当たり純利益 |
15以下 |
| PBR=株価/1株当たりの純資産 |
3以下 |
| PCFR=株価/1株当たり営業キャッシュフロー |
10以下 |
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これは参考データだ。指標と株価の関係は、財務だけで説明できない状況は多くにして存在する。人気など市場心理という非科学的要素も存在する。人気がある銘柄は上記の指標は総じて高い。他の評価指標がある。
財務諸表が年一回の発表であり遅行指標となる。株価は6ヶ月先を映し出しているといわれ、予想PER・PBRがもっとも一般的な先行指標として利用されている。 |
| 予想PERとPBRの関係は色々な議論があるが、一般的に次の優先順位で利益が多いと言われている。 |
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予想PER |
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低い |
高い |
| PBR |
低い |
@ |
B |
| 高い |
A |
C |
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出来高が少ない”品薄銘柄”は避ける。小型株は売るに売れない「換金リスク」が存在する。さらにJASDAQは成り行きがないので好ましくない。
下落時の緊急脱出装置である。システムにおいては必ず危機管理は必要だ。したがって、銘柄選択の条件で投売りができる銘柄は重要だ。 |
■選択した銘柄をトラッキング(追跡調査)する
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選択した銘柄を追跡調査し続ける。買いのタイミングを見つけるため、一週間も一ヶ月も要する場合もある。
下落しているのであるからその理由は、
@業績下方修正
A自社株買いの約束が実行されない
B事件・事故を起こした
C特に材料がなく、保有が不安になってきた
などが考えられる。
このデータ取りは、予想PER、PBRを記録し変化の様子を観測する。
割安度はPER=15以下のときと言われているが、メガバンク、セクターbP企業が業績回復期には、上記指標で単純に財務分析ができないこともある。
追跡調査を続けて毎日安値更新している銘柄は下降トレンドを形成しているが永遠に下降と言う事は有得ないから、株価チャートが底値の定常状態に入るまで確認し続ける。下げ止まり時、予想PER、PBRのデータが重要だ。割安度を考察する。
財務データも大切であるが、トレンドも重視する。
株式格言
『トレンドはフレンド』
である。急降下後、翌日空売りのショート・カバー、押し目買いが入り一日二日急に上昇し、上方トレンドに転換したと勘違いしないようにする事が肝心だ。
5営業日前後様子を見ながら、底値指値で買いを入れたりする戦術もある。チャートから定常状態を確認しながら、予想PER、PBRも同時に割安感を判断する。
チャート的にはダブル・ボトムの形成があるか否かであるが、あまり神経質になる必要はない。
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■最後は決断だ
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日経のサイトでスクリーニングが可能であるが、予想業績データがなく予想PERは得られない。ただ、日経マネー&マーケットの良い点は業界に対してその銘柄が割安か割高かは比較チャートからある程度判断できることだ。
予想PERはゴールデンチャート社のサイトで銘柄番号をいれて確認する。一日2回更新されている。最新ニュースはロイターに銘柄番号をいれて確認する。ヤフーの銘柄掲示板なども適宜閲覧しておく。市場心理が少しはみえる。
なにせ、市場に参加しないで注文を出すのであるから、無謀といえば無謀である。十分に熟慮して買いを決断する。気が向かないときは、買う必要が無い。
日中底値圏で悪材料がでたりして思わぬ下落する場合もある。しかし、やむ得ない。指値注文する場合は全体的に上向きトレンドであれば、過去の下値抵抗線の株価前後で設定する方法もある。心配ならばさらに低めに指値を出す。
買えない場合もある。その良し悪しは個人個人の価値観で判断だ。ただ、底値圏付近で買っているため、これ以上の下落も小さくほとんど損切りしなくてもすむ。
予想PER、PBRは人気度によりセクターの平均値が異なる。ゴールデンチャート社の指標データ・セクター別PERチャート等を参考にするとよい。
決して後悔しないよう日頃から熟孝しておくことだ。
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| 相場格言 |
買いやすい時は深呼吸、買い難い時に勇気
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投資において買いという作業が、極めて難しいということだ。
トラッキング投資法は、銘柄の履歴に注視して注意深く銘柄を分析し、用意周到、石橋を渡る覚悟で、慎重深く売買するどちらかというと、臆病的な投資方法だ。
銘柄を追跡し、財務と市場心理を鑑みても納得がいかない場合は、見送った方がよい。
いずれにせよ決断が必要だ。買わないということも決断の一つだ。
株式の基本は買いであるから、後悔するような軽率な売買は決してしないことだ。
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| チェックリスト 月 日 |
| 予想PER |
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| PBR |
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| 短期トレンド |
上昇 定常 下降 |
| 長期トレンド |
上昇 定常 下降 |
| 材料 |
好材料 悪材料 |
| 特徴 |
財閥系 銀行系 単独系 |
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他の投資家も上記チェック表以上のものをコンピュータで最適タイミングなどを計算されるであろう。他の投資家と異なる独自の戦術で投資するならば、銘柄を熟知した上で、悪材料のとき突っ込み買いが出来るかどうかだ。これはコンピュータのプログラムにないはずだ。
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■買うのが不安、でも買いたい
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財務、テクニカル分析しそれでも買いが不安なときは、値幅制限最大の下値で指値を出すことだ。
当サイトの管理人が、よくやる投資戦術だ。
指値を出す分には約定しなければ、手数料は無料だ。これで銘柄が捕まれば、激安買いである。
買うことが出来なくてもこれを毎日繰り返せば、不安が少しずつ解消される。
当然、帰宅後は予想PER、PBRがどのように変化したか研究する。
指値はくれぐれも入力ミスをしないこと。
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■買ってしまったら
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3年連続税引き利益が向上している銘柄であることが、安心感を与えるはずだ。
数週間底値揉み合いもよくある現象だ。
業績修正で3年連続税引き利益向上の条件が崩れたら、投売りせよ。躊躇すべからず。
利益下方修正でもない限り、あとは銘柄によりけりであるが数ヶ月は寝かせておくだけである。
万が一下落しても良いように損切りルールを自分で決めておけば良い。株式に絶対はない。
ほどほど儲けたら、売りはあまりこだわらない。 |
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■まとめ
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コンピュータ時代に紙と鉛筆で銘柄を追跡する原始的考察方法だ。重要だと思う。
株価を追跡し割安度を考慮しながら、買いのタイミングを計るトラッキング投資法は、極めて原始的消極的臆病的投資手法だ。臆病を通り過ぎて腰抜けと揶揄する方もいるかもしれない。当サイトの管理人は、リスクの高い株式投資は、それくらい慎重になった方が良いと考えている。10人中、8〜9人の投資家が負けているといわれる過酷な世界だ。なにも見栄を張ることはない。投資とは地味で孤独で不安で辛いものだ。
利益を得るために投資をしていることを肝に銘じることだ。遊びではない。副業投資家ということで生活の主たる活動にならないことを理由に甘えてはならない。
銘柄選択と買いのタイミングは真剣な作業だ。
再び述べる。気がのらいないなら、やめるということも男の美学だ。 |
■ 具体例 2698 キャンドゥ
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実戦的具体例を示す。
参考になれば幸いである。
2698 キャンドゥ 東証2部 小売業
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