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株式相場基礎用語

 株式取引入門者のために、相場解説を理解するための株式基礎用語をまとめました。

カタカナ編
アゲインスト
against。未決済取引が評価損失になっている状態のこと。 含み損。⇔フェイバー
ストップロスオーダー(stop loss)
損切り注文。損失を防ぎ、または最小にするための注文方法。
ディーリング
dealing。狭義には商品の保有目的ではなく、値ざや取りをもくろんで売買することをいう。証券会社等自己売買部門をもつ企業が、当該企業の自己勘定においておこなう売買取引のこと。
トレイリング・ストップ(trailing stop)
取引の利益を確定するために逆指値の仕切り注文(プロテクティブ・ストップ)を断続的に上昇相場で上げること。
フェイバー
favor。ポジションに評価益が出ている状態。⇔アゲインスト
プロテクティブ・ストップ(protective stop)
損失を限定するために設定するストップ。損切りのための逆指値注文。
ポジション調整
position adjustment。文字どおりポジション,つまり持ち高を調整すること。為替ディーラーの間では普通ポジションを減らすときにこの言葉を用いる。

ポートフォリオに占める特定の銘柄のウェイトが偏ってしまった場合などにポジションバランスを調整することを目的として行う売買のことをいいます。
リクイディティー
liquidity 流動性

仕切玉(しきりぎょく)
転売もしくは買い戻しされた玉のこと。
しこり玉(しこりぎょく)
塩漬けの対象銘柄のことを「因果玉(いんがぎょく)」と呼ぶ。
調整
相場が大きく動いた後の次の相場までの小康状態のことをいう。目先の相場目標を達成した場合に、次の相場への値固めの状態では揉み合いになり、相場の終焉では保ち合いになる。高値(または安値)からの押し幅(または戻り幅)を目安にする値幅調整と、揉み合い(または保ち合い)の日数を目安にする日柄調整がある。
振るい落とし
株価の動きを擬人化して使われる表現。株価が一時的に下落することで、投資家に利益を諦めさせ、損失確定する売りを誘発させる相場の動きをいう。相場は切り替えして、上昇した場合に用いる。

一般用語
 立会時間
 証券取引所で取引きが行われる時間のことをいいます。前場と後場に分かれます。

 前場・後場
 ぜんば・ごばと読みます。東京証券取引所では、前場は午前9〜11時の取引、後場は12時30分〜15時の取引時間になります。
 ちなみに、大阪証券取引所の特例銘柄は10分早い8時50分から前場が始ります。 後場はすべての銘柄は、東証より遅い15時10分で終わります。

 寄付き
 寄付きとは売買立会いが開始され、最初の売買のことをいいます。そのときについた値段を寄付きといいます。

 引け
 引けとは売買立会いが終了することをいい、立会時間中についた最後の値段のことを引けといいます。

 前引け
 前場の取引時間の終了の時間帯を「前引け」(ぜんびけ)などと呼びます。

 大引け
 証券取引所のその日の最後の取引を指します。大引けについた値段が「終値」になります。

 安値引け
 大引けのときにその日の最安値が付くことをいいます。
 明日はさらに下がると心配する投資家が増えます。
 反対用語は「高値引け」です。

ザラ場
 ザラ場とは寄付きと引けの間の時間、およびその間の売買方法を総称したものです。
 「ザラにある普通の場」という意味のようです。


 気配
 株式の指値注文がどのように入っているかという状況のことをいいます。
 売りにいくといくらで売れそうか、買いにいくといくらで買えそうかを示す、売買の目安になる値段です。

 買い気配
 証券取引所において、買付けの注文に対して、これに見合う売却の注文がなく、値がつかない状態のことをいいます。

 売り気配
 証券市場において、売却の注文に対して、これに見合う買付けの注文がなく、値がつかない状態のことをいいます。

 特別売り気配
 売り注文が殺到して価格を大きく下げないと売買が成立しそうもない時に出される気配情報のことをいいます。

 一段高
 相場が堅調に推移している状態のときに使われます。上昇傾向をたどってきた相場が、さらに高くなることを指します。反対語は「一段安」 です。

 上値が重い
 上昇してきた株価がそれ以上になかなか上昇しようとしないことをいいます。
 反対用語は「下値が堅い」といいます。

 好感・嫌気
なにか新しい材料がでたときに、株価が上昇すると「好感」、反対に株価が下落すると「嫌気」したことになります。

 材料
 企業業績、新製品開発など株価に影響を与える要因のことをいいます。
 下落される要因は「悪材料」、上昇させる要因は「好材料」といいます。

 しっかり
 株価水準がそれなりに高く、下落懸念が少ない状態にあることをいいます。

 こじっかり
 相場が少し上昇している状態のことを「こじっかり」といいます。

 地合い
 じあいと読みます。マーケットの人気や雰囲気のことをいいます。
 「地合いが悪い」などと用いたりします。

 押し目
 上昇傾向にある相場が一時的に下がった状態をいいます。押し目を狙って買うことを「押し目買い」といいます。押し目の反対語は「吹き値」といいます。

 織り込む
 市場を動かす材料が相場に影響することをいいます。
 業績向上を株価が好感しなければ、「織り込みずみ」ということになります。

 物色
 売買しようとする銘柄や業種を探すことをいいます。

 循環物色
 循環物色は、電機株を買ってみれば、次は機械株、さらにその次は情報通信株を買うというように、次々に投資対象を変えていくことをいいます。物色が広がっていくため、商いが活発になって市場人気は高まっていきます。
 個別の銘柄でも、株価的に割安な銘柄を探し出しては、投資を繰り返していきます。循環物色の状態は、利食いができ、株式投資の回転が順調にいっている場合が多く、循環物色が一巡すると株式相場は一段落します。

 打診買い
 相場の反応を調べるために小口に買いをいれることをいいます。

 値幅取り狙い
 株価の変動幅のよる利益をデイトレードのような短期間で狙う売買のことをいいます。

 配当落ち・権利落ち
 配当や株式分割を受ける権利がなくなることをいいます。
 権利確定の4営業日前が権利落ちの日になります。理屈では配当などに相当するぶん株価が安くなることになります。

 利益確定売り
 利益を確定するための売却。株価が何日か連続して上昇したあとに株価が下がると使われる用語です。ただし、実際に利益を確定するために株を売却しているのかどうは分かりません。

 
 値がさ株
 株価水準の高い銘柄を指します。同様に株価水準の低い銘柄を「低位株」、値かさ株と低位株の中間が「中位株」と呼ばれています。

 買い越し
 ある特定の売買主体(個人投資家など)が、一定期間内に、売却した株式(金額)を超える買付けを行った状態のことをいいます。

 買い戻し
 信用取引の売付け(売建玉)を行っている場合の決済方法の一つ。売付けを行っている株券等(売建玉)を買付けによって決済することで、買返済ともいいます。

 踏み上げ
 信用取引で売り建てした場合、売り値より高いにもかかわらず、損を覚悟で買戻すことを「踏む」といいますが、「踏み上げ」とは、この買戻しにより、さらに株価が高くなる状態をいいます。「踏み上げ」が起こる要因には、株価がさらに上昇すると予想されるとき、損失の拡大を恐れて買戻すほか、信用期日の到来による買戻し等が考えられます。




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