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PER(Price Earnings Ratio;株価収益率)

 株価が1株当たりの税引き利益EPSの何倍まで買われているかを見る指標

 株価と企業の収益力を比較することによって株式の投資価値を

判断する際に利用される尺度です。

株価が100円で、一株当たり利益が10円ならば、株価収益率は10倍です。

PER= 株価
EPS(一株当たり利益)
 
別の言い方をすれば、

”株を買うために出したおカネが、何年分のEPSで回収できるか”

という意味になります。

PERが10倍ならば、10年で投資資金を回収できると読み取ります。

だから、低PER銘柄ほど早く資金回収ができるから、お得な銘柄なのです。

 一般的には、業種平均との比較や、その会社の過去のレンジとの比較で

割高・割安を判断する場合が多いです。どのくらいの株価収益率が

適当かについての基準はありません。

 例えば、八王子銀行の前期の一株当たり利益が40円、現在の株価が

800円ならPERは20倍です。

来期の一株当たり利益が60円と増益が予想された場合、PERが

同じ20倍なら株価は1200円の水準まで買える、と判断するわけです。

 また、同じ業種の平均PERが30倍で、この八王子銀行の現在のPER20倍は

低すぎると判断されるなら、PER30倍の水準、つまり株価は

1200円が適正ということになります。

適正株価= 業種平均PER30倍
八王子銀行PER20倍
× 現在株価=1.5×800=1200円


 注意点は、一株当たり利益も、土地売却などの特別収益があったりすると

その期だけ利益が増え、PERが低下して割安感が強まことがあります。

 また、細かく分類すると、過去1年間の利益の実績値を使って計算する場合は

実績PER」(trailing PER)、アナリストによる来年の予想利益を使う場合は、

予想PER」(forward PER)といったりします。

 PERを用いる上でのポイントをまとめます。
PERが低い @利益を挙げながらそれに比較して株価が市場で安く評価されている
PERが高い @株価に比較して企業の収益が悪い
A株価が高く評価されすぎている

@ 個別銘柄 過去の株価レンジと比較で割安・割高を判断する
A 業種平均 現在の業種平均と比較で割安・割高を判断する

2004年7月16日のデータを示します。
株価 連予PER 業種平均
4689ヤフー 908000 110.5 規模別・業種別PER・PBR
5401新日鉄 233 15.7
9501東京電力 2470 12.6
 
上記のように、新興銘柄はPERが高く、オールドエコノミーは一般的に低く、

一概に同一土俵では評価できません。

 問題点があります。業種平均PERのデータが簡単に入手できません。

会社情報
、株式雑誌(マネージャパン)などに掲載されている場合があります。

 ここでは、業種平均PERとの比較ではなく、

個別銘柄の過去の比較の方法を模索します。

四季報のPERの見方

 手っ取り早いのは、やはり四季報ですね。
 四季報のPERは、不規則数値をならし、銘柄別の傾向をみるため、

通常、過去3決算期について

各決算期内の最高株価と最低株価に対して、それぞれ実績1株益からPERを求め、

最高株価のPER平均を上段に、最低株価のPER平均を下段
に掲載してあります。

 なお、実績1株益は連結決算があれば連結、単独決算のみなら単独ベースを採用し、

連結決算がある場合はチャート欄の右上に「連PER」または、「単PER」と掲示されています。

 一般論としては、2004年7月現在のヤフー株価は、PERを用いると、

過去のレンジから比較し、

126.3〜60.5に対して現在110.5ですから、割高と判断することができます。

 結論として、PER一つとっても、セクター、銘柄によってまちまちですから、

簡単に割安・割高の評価を下せません。

やはり、日頃から、適正なるPERはいくらかという問題意識を

持ち続けることが大切だと思います。

参考 GC社東1全PER








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