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| ■移動平均線(Moving Average) | |||||||||||||||
| 前提条件:移動平均線について考察するが、対象銘柄は来期予想1株益がプラスのものである。理想は来期予想1株益が今期比3倍以上が望ましい。この条件が上昇トレンドを形成する根拠に成り得る。 すなわち、財務諸表が改善されている銘柄のみを考察対象とする。 財務諸表を学習される場合は、ジャスネットコミュニケーションズがよいと思います。 財務が改善している銘柄を、割安で仕入れるためのタイミングを見計らうためにテクニカル指標を用いるのである。 移動平均線の欠点は、遅行指標であること。すなわち、過去の株価のみのを加工したデータである。 過去の株価履歴を根拠に、現在の株価の割高・割安を判断しようとするものである。株価予測はできない。 中・長期投資指標である。 |
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| 1. 移動平均のおさらい | |||||||||||||||
| 移動平均線は過去何日(週)分かの株価の平均値を計算して、グラフにしたものである。期間のとりかたにより、短期線(5日、6日、12日、25日、30日など)、中期線(13週、75日、80日)、長期線(200日、26週)がある。日足の移動平均は、DMA(Days Moving Average)という。「5DMA(5 Days Moving Average)」とは5日間の、同様に「25DMA」とは、25日間の株価の移動平均を表す。週足の移動平均をWMA(Weeks Moving Average)という。
一例として、13週移動平均の場合、毎週の最終取引日の終値を13週分合計して13で割ったものを平均値とし、2週目以降は最初の週のデータを除外し直近のデータを加えて13で割るという計算を繰り返し、その値を線で結んだものが、移動平均線となる。 つまりこの場合、ある時点の移動平均値は、過去13週間の平均買いコストに準じた値とみることができる。 この移動平均線は、アメリカの株価分析家ジョセフ・E・グランビルが考案したものだ。そして移動平均線と株価の乖離のしかたによって株価を予測しようというのが「グランビルの法則」と呼ばれるものである。 |
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| 2. グランビルの法則 | |||||||||||||||
| まとめると以下の通りである。 買い信号 A:移動平均線が長期間下落ないし横ばいで推移したあと、上昇に転じ株価がその移動平均線を下から上へ突き抜けるときは重要な買い信号。 B:株価が移動平均線を下回ってきた場合でも、移動平均線が上昇中のときは一時的な調整とみて押し目買い信号。 C:移動平均線の上方にある株価が足踏み状態のまま、上昇中の移動平均線に近づいてきたが、移動平均線を割り込むことなく再び上昇したときは買いのせ局面の信号。 D:下向きになっている移動平均線よりも、さらに株価が大きくかけ離れて下落した場合、すなわち下降中の移動平均線との下方乖離が大きくなった場合は自律反発する可能性が高い。 売り信号 E:上昇してきた移動平均線が横ばい、または下落に転じた場合、株価が移動平均線を上から下へ割り込むと売りの第一段階。 F:下降中の移動平均線を株価が下から上に突き抜けても移動平均線の下落が続いているときは戻り売り。 G:移動平均線を下回っている株価が持ち合いのまま、あるいは一時的に上昇し下落中の移動平均線に接近してきたものの、移動平均線を上回れずに再度下落に転じた場合は売り乗せ信号。 H:上昇中の移動平均線から株価が大きく上に離れすぎた場合、つまり上昇中の移動平均線と上方乖離が大きくなった場合、株価は高値警戒感から自律反落する公算が大きい。 |
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| 3. 武田薬品 | |||||||||||||||
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| 2004年4月1日から5日頃、25日移動平均線から、5日移動平均線が乖離した。これ以前は株価上昇過程で割安感が出てきた。買いである。しかし、その後は4月中ほどから5月中旬まで、Wボトムを形成するなど長い調整を終えた。短期取引では失敗である。2ヶ月資金を遊ばせることになった。中長期では購入価格より利益が出ているはずである。 | |||||||||||||||
| 反省点である。武田薬品は財務状況は問題ないから、タイミングが重要だ。 4月初旬、5日移動平均線と25日移動平均線の乖離状況で割安を判断したことだ。 このとき、13週移動平均線と26週移動平均線との乖離を合わせて判断すれば割安で購入できたはずだ。 軽率にも欲しかった武田薬品が、下落で25日移動平均線のみで割安と判断したことに問題がある。冷静に13週移動平均線と26週移動平均線の乖離も見極めるべきだった。 当Webサイトの基本方針「長昇短降」を見誤った例である。 |
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| 4. DAL | |||||||||||||||
この銘柄は、好きだということで買ったが、これも移動平均線の見方を考察してみよう。 経営環境が厳しく、財務以前の問題である。米国株の超低位銘柄である。 |
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| この場合、中期の50日移動平均線と株価の乖離が大きいと判断し買いを決定。 | |||||||||||||||
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| 短期的に過去のチャートからみても、4月の下落は50日移動平均線に比べて5日移動平均線が大きく乖離した。 Yahoo掲示板でもテクニカル的に買いであると、多くの記述があった。 仕事が忙しくなるし、長期で保有するからということで購入した。 当然の如く、買いシグナルないまま購入したもの、下落基調をたどった。 これも失敗例である。 しかし、長期保有を目的としているので、今後どのような展開になるかむしろ、楽しみにしている。 基本的に逆張りは、底値調整前に買うためリバンド狙いの成功は少ないように思われる。 原理原則は順張りである。 投資スタイルは、十人十色であり自分の好きなように行えばいいと思う。ただ、何故失敗した、なぜ儲けられたかを説明できればよいと思う。自分自身で納得のいく明確な理由付けができればよいのである。 |
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