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小言4 アゲインストというポジションはない       

トレーダーはプロもアマもいます。

ディーラーはプロだけです。

ディーラーの語録に

アゲインストというポジションはない

というものがあるそうです。

アゲインストは、評価損を抱えた状態、すなわち未決済の塩漬け銘柄です。

逆に利益が乗った状態をフェイバーといいます。

もともと為替用語です。

ポジションは、ロング(long)が「(売り戻し条件つき)買い持ち」、

ショート(short)が「(買戻し付き)売り持ち」の二つです。

プロでは、ロング・ポジション、ショート・ポジションとは、

利益を含んだ状態
のみをいうようです。


当Webサイト管理人には、なんとも頭が痛い、手厳しいお言葉です。


株を買って、すぐに上がるというのは不思議なことにまれです。

一生懸命に銘柄選びをしたのに、大概は、本当に不思議なことに下がります。

ポジションを取っている、利益が乗っているときだけ用いる言葉ということです。

さすがに、プロは厳しい社会なんだなと思います。

買ったあるいは、売ったが相場が反転し含み損が出ているものとします。

ポジションを取る前から、ロス・カット(損切り)レベルは決めておきます。

株の場合は、銘柄の価格のぶれあるいは、ボラティリティ(価格変動の振幅)は、

銘柄ごとに異なります。

価格変動が大きい銘柄では、2〜4%位の下落時にロスカットを設定すると、

何度もロスカットに引っかかる可能性があります。

5〜10%以上を逸脱した場合にロスカットを設定するなど、

ロスカットにも経験や工夫が必要です。

リクイディティー(流動性)が悪い銘柄も、ボラティリティーが大きいといえます。

逆にボラティリティーが小さい大型株ですと、

3〜5%位のロスカットがよい場合もあります。

いずれにせよ、銘柄の価格変動の特徴を知る必要があります。

さて、ロス・カットの方法です。

@テクニカル的な判断

 すなわち、下値支持線を突き破り下落したらロスカットします。

 下値支持線のちょっと下に逆指値を指しておきます。

Aマネー・ストップ(money stop)

 自分が許容できる金額で損切りポイントを決めます。

 買った価格の5%、10%など人によってまちまちです。

Bタイム・ストップ(time stop)

ある一定期間新値を更新しなかった場合、一旦そこで一部、

または全部のポジションを手仕舞ってしまおうというものです。

ロス・カットは、相場の出口といえます。

相場の入出力をおさらいして見ましょう。
入り口 出口
相場
@利食い
A損切り
損切りの種類
(1)テクニカル・ストップ
(2)マネー・ストップ
(3)タイム・ストップ
仕掛け 手仕舞い

難しいですが、相場に仕掛けて手仕舞う自分なりのシナリオを描いた上で、

相場に入りたいものです。

予測が外れたら、シナリオの許容範囲の中なのか限界なのかを判断したいものです。

利益を獲得することよりも、予想が外れた時のマニュアルを作成しておくと良いでしょう。

自分の大切なお金です。

リスクの割には、見返りが少ないなと思ったら、休むも相場です。

戦う気概やシナリオのアイデアがうかばないときは、

休んで、一人で作戦会議です。

大切な自分のお金を守りたいものです。


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