一般論
 相場に対して、希望的観測を持つなという戒めだ。
 買おうと思っているのだが、本来、その銘柄に対して強気の判断をしている。そういうふうに安く買おうと思っていると「そろそろ調整が入って値下がりするだろう」とか「そんなに一本調子で値上がりすることはないだろう」とか自分の都合のいいように考えてしまうことがある。その結果、当初思っていた通り、その銘柄が値上がりしたにもかかわらず、買えないで終わったりしてしまうわけである。
「買いたい弱気」の方は買いそびれてしまうだけだが、損をするわけではない。「売りたい強気」の方は、自分の持っている銘柄を売りたいのに「もう少し値上がりするだろう」という希望的観測を持った結果売れなくて損をしてしまうということになる。

へそ曲がり格言

買いたい強気、売りたい弱気

 買いに迷いはない。自分が決めた適正価格であるから市場には流されない。
いやなら買う必要がない。株価に迎合するなかれ。株価が逃げたら、それまでだ。決して深追いはしない。あくまでも自己中心的でよい。自分が折れてまで買うな。確固たる信念と頑固一徹、質実剛健、勇往邁進。
 あとでその銘柄上がっても、情けないことは言わない。賢明なる投資家は、自分を信じる。買えなくて儲けはないが、損をしていない。そこに喜びと誇りを持て。損をしないことは素晴らしいことだ。自分の欲望を制御する強かな投資家になれ。
 売りは程好く儲かったら、執着せず銘柄を開放してあげよ。


参考

一文惜しみは天底逃し