ひまわり証券
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スワップ金利戦略
「配当目的で株をするな」という言葉があります。
トヨタ株が100株で35万円。配当が2000円だとします。
1株3500円が、3400円になれば、1万円の損失です。
配当金どころではありません。

さて、為替は株でいう配当金に相当するものが「スワップ金利」です。
ワンポイント・レッスン

 スワップとは異なる2通貨の金利差を表します。
例えば英ポンドと円の場合のスワップでは、ポンドが年利4.5%、円が年利0.5%とします。
この場合の金利差(スワップ金利)は4%となります。
この4%の金利差を1日当りで計算したものスワップポイントといいます。
英ポンドで運用すると円より金利が高いため、スワップ金利が受け取れます。
このスワップ金利が、為替証拠金取引の大きな魅力です。

さて、一例を考察しましょう。
円売り・ポンド買い(買いはロング、売りはショートといいます。)を考えます。
取引単位は1万ポンドです。

スワップ金利は、現在、約240円です。

1万ポンドをロングすると、一日240円もらえます。
一年ですと、240円×365日=89425円もらえるのです。
10万ポンドの取引ですと、894250円です。約90万円です。

この金利収入がポンドの最大の魅力なのです。

例えば、為替取引証拠金の条件が0.5%(レバレッジ200倍)、1ポンド200円、1万ポンドですと、1万円を準備するだけでよいのです。

10000円で、89425円の利益を上げることができるのです。

こんな上手い話の原因は、原資の200分の一で取引しているからです。

ところがドッコイ、上手い話には危険が伴います。

「ポンドは値動きが荒い」で素人は手を出すなという鉄則があります。
以下にチャートを示します。
2003年〜2005年 週足 ポンド・円
1995年〜2005年 月足 ポンド・円

一日1円動くことも珍しくありません。
1万通貨ですと、仮に1ポンド200円とすると、1万円の変動になります。
下落が2日続けば、あっという間に2万円の損失です。
みるみるまに証拠金有効残高が減ってゆきます。

これが証拠金取引の恐怖です。
(株もストップ安が続くと流石にビビってしまいますから、投資にこのようなことはつきものです。免れたい!)

240円のスワップ金利を目当てに、1万の損失を被ることもありえるのです。

証拠金の1万円が、あっという間に吹き飛んですまう危険性をもっています。

では、価格変動(ボラティリティ)リスクのために、スワップ金利は諦めたほうが身のためなのでしょうか。

答えはノーです。

ある証券会社のマージン(証拠金・保証金)の例です。
有効マージン比率(%)= 証拠金有効残高

取引金額
×100

マージン(保証金、証拠金ともいう)とは、ポジションを取る(売り買いの取引を行う)為に、その取引額に比例して必要となる預託金です。
弊社では、お客様の口座にUS 5,000ドルの資金がある場合、200倍のレバレッジ取引が出来るため、US 1000,000ドルのポジション(売り買いの取引)を取る事が可能です。
 ([200 × $5,000 = $1000,000] のお取引が可能です) 

ただし保証金(マージン)が0.5%に満たない場合は、ポジションを取る事が出来ません。
有効証拠金率が0.5%になった時点で保持している全てのポジションが自動的に清算(ロスカット)されることがありますので、取引を行う際は保証金(マージン)が最低でも1%を割らないように心がける事をお勧め致します。

ということは、証拠金が1万円しか、取引口座になければ強制ロスカット(損切り)しますよと書いてあります。

逆に、残金が1万円以上、例えば10万円残っているならばどうなるのでしょうか。

実験してみました。

証拠金が1万と表示され、損失1.2万と増えてゆきましたが強制ロスカットはありませんでした。

当Webサイト管理人は、特に株はナンピンは嫌いです。まだ、塩漬けの方がよいです。

しかしながら、スワップ金利戦略という明確な目的にはナンピン有効と考えます。

話を続けます。

レートが下落して、新規ポジション(ロング)を採ってみました。

損金はトータルで表示されますので、ナンピンの新規ポジションがプラスになれば、先ほどの1万円割れの証拠金が7000円のマイナス表示とかになります。

どうも、経験的には証拠金を割ったら直ぐロスカットということではなく、残り余裕資金で十分に損金をまかなえる範囲であれば、強制損切りはなさそうです。

これは、証券会社の説明書を熟読しなければならないようです。

さて、目的のスワップ金利を得るための有効な戦略はあるのでしょうか。
ボラティリティに振り回され、強制損切りで大切なお金が吹き飛ばされてしまうのでしょうか。

基本は、

ポンドが安い時のみロング・ポジションを採る

です。
しかし、上のチャートをみても分かるように、比較的安いときは、一年に数回です。

週足チャートは190円〜200円の下値支持線、上値抵抗線があるように思われます。

単純に考えれば、最悪200円で買っても、190円に耐えうるナンピン戦略を考案すればよいことになります。

1例をシミュレートしてみましょう。
簡単化のために正確な金額ではありません。
通貨 証拠金残高 証拠金有効残高 維持証拠金額 余剰金額 ロット 総損益
JPY 100,000 100,000 100,000 0 0

200円で1万ポンドを買い。199円に下落。

通貨 証拠金残高 証拠金有効残高 維持証拠金額 余剰金額 ロット 総損益
JPY 100,000 90,000 10,000 80,000 0.1 −10,000
有効マージン%=9万円/199万円=4.5%

 199円で新規に1万ポンドにロング。
199万円×0.5%=9950円が維持証拠金額に加算されます。
通貨 証拠金残高 証拠金有効残高 維持証拠金額 余剰金額 ロット 総損益
JPY 100,000 90,000 19,950 70,050 0.2 −10,000

有効マージン%=9万円/(200万円+199万円)=2.26%
198円に下落。

通貨 証拠金残高 証拠金有効残高 維持証拠金額 余剰金額 ロット 総損益
JPY 100,000 70,000 19,950 50,050 0.2 −30,000

有効マージン%=7万円/(200万円+199万円)=1.75%

平均単価=(200+199)/2=199.5円になります。

下落しては、ナンピンし平均単価を下げて見かけ上の価格を示すものです。

しかし、一番重要なのは「証拠金有効残高」です。

証拠金有効残高=証拠金残高±総損益

で計算されます。

この残高が0になると強制ロスカット、すなわち”退場”になります。

要は十分な余裕資金を残しておけばよいのです。

スワップ金利戦略1

このルールを用いて、例えば195円で1万ポンドをロング。
証拠金残高は10万円。
5円下落で証拠金有効残高5万円でから、スワップ金利が年間約9万円で、差し引き

9万円−5万円で、4万円の利益になります。

スワップ金利戦略2

上の戦略に、ポンドが下落したら必要に応じて証拠金有効残高がゼロにならないように十分注意して、ナンピンすることです。

たとえば、4万ポンドをロングすると、証券会社によりけりですが、250円のスワップ金利×4=約1000円を毎日いただけることになります。

こまかくいうと、土日分はまとめて、ある曜日に3日分入金されます。

余裕資金を見極めて、新規ポジションをとり、スワップ金利を増やすこともできます。


証券会社選び

さまざまな、売買戦略があると思いますが、一例をあげました。

スワップ金利戦略は、あまり売買しませんから、手数料は気にしないほうがよいでしょう。
手数料が1回1000円でも、250円の4日分で費用を回収できます。

重要なことは、もちろん潰れそうもない証券会社・短資会社であることです。

さらに、スワップ金利が高い会社です。

この両面で取引会社を決めましょう。

投資というものはキャピタルゲイン(売買益)を狙うか、インカムゲイン(株は配当金・外為投資の場合、スワップ金利)を狙うかです。

証券会社の説明に、スワップ金利狙いはしないで、キャピタルゲインを目指しなさいと指南しているところもあります。
もちろん、売買回数が多ければ、証券会社が儲かるからです。

このような言葉にまどわされることはありません。

「資産形成」と「資産運用」なる用語あります。

資産形成は、売買益、運用は配当収入といってもよいでしょう。

べつに、たくさん資産がなくても資産運用ということで、預金感覚で(リスクがありますが)スワップ収入を楽しむのも投資の魅力のひとつといえます。


短資会社系ですと、日短FXダイレクトがあります。老舗です

大手系ですと、三井物産フューチャーズがあります。安心です。

122通貨のFX-navi オンライントレードがあります。

楽天系ですと、マネーパートナーズがあります。

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